グループホーム野の花では、訪問看護ステーションや協力医の先生方に支えられながら、末期対応・ターミナルケアへの対応を行っています。
平成26年10月14日に家族様や職員に看取られて亡くなられた、S子さん86才を通して見取りを考えてみました。
2年前に当苑で看取りをする方針が決定した時以下の問題点が上がっていた。
①医師が常駐していない
②看護師が常駐していない
③看取りをした経験のあるスタッフがいない。
このような事で本当に見取りが出来るのかとの思いに不安を感じた。
しかし、看取りを経験された他施設の管理者の方のお話を伺ったり、勉強会を繰り返し行いました。
この頃お父様が急死された職員から、死に対するトラウマから退職の意思を伝えられた時は出鼻をくじかれた気がしました。
それでも、日頃から協力医の先生や訪問看護ステーションとの医療連携体制の充実していた為安心でした。
職場からは、自然に自然にありのままでの言葉で気が楽になり、無事安らかな看取りを終える出来ました。家族の方からも感謝感謝の言葉に職員一同「すべてが良かったの一言に尽きる思いでした。
今後もこの経験を生かして頑張ってゆきます。
職員代表 Y・